長崎電気軌道




長崎電気軌道株式会社(ながさきでんききどう)は、1914年(大正3年)8月2日設立の軌道事業者である。本社所在地は長崎県長崎市大橋町4番5号。1915年(大正4年)11月16日、病院下(現・大学病院前)〜築町間の電気軌道(路面電車)を開業し、現在、5路線4系統を営業する。以前はバス事業も行っていたが、1971年に長崎自動車(長崎バス)に事業譲渡して撤退している。通称は電鉄、長崎電鉄。地元住民の間では電車という名称もよく使われている(JRを"JR"、"列車"または"汽車"と呼び区別している)。電話帳にも「長崎電気軌道」以外に「長崎電鉄」という表記で記載されている。

2006年09月11日

1700系1701号 長崎駅前.jpg


(700形の機器流用車) 

2006年09月11日

370系376号 長崎駅前


360形は1961年に日本車輌にて7両が製造、370形は1962年に日本車輌にて7両が製造された。長崎電気軌道初の全金属車両で、西鉄1000形電車や広島電鉄2000形電車の影響を受けて、前面は3枚窓で中央が大きくなっている。長崎電気軌道初の前中戸車になった。殆ど共通仕様だが、尾灯が360形はヘットライトの左下、370形は方向幕の横左右にある違いがある。
360形は1969年よりワンマン車に改造、Zパンタに交換され、1983年に冷房改造された。370形は1968年にワンマン車に改造、1978年に冷房改造された。

2006年09月11日

500系502号 長崎駅前


元大阪市電1700形の足回り、電装部品を流用し、車体を新造して登場。さらに1986(昭和61)年、501〜505号の台車は、西日本鉄道のものに取り替えられている。

2006年09月11日

1800系1801号 ハウステンボス 思案橋付近


2000年12月〜2001年1月にかけて3両が登場。従来と大きくデザインが異なる車体が特徴だが、足回りは西日本鉄道600形のものを流用している。




トップへ
戻る
次へ