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三岐鉄道株式会社は、三重県北部で三岐線と北勢線の鉄道2路線を運営するほか、三岐線山城駅、富田駅から周辺各地への路線バスの運行、貸切バス事業なども行っている鉄道会社である。 太平洋セメントが大株主。大手民鉄の資本は入っていない。
社名は、かつて三重県と岐阜県(関ヶ原)を結ぶことを目的としていたことに由来する。またかねてより鉄道事業はセメント輸送が主力であったが、現在では地域住民や行楽の足としての比重も上がってきている。鉄道路線は長らく三岐線(及び近鉄連絡線)1路線のみであったが、2003年(平成15年)に近鉄より北勢線を譲受、現在2路線を所有している。 |
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ED45形(456・457)
セメント輸送の増大に伴ってED45形の増備は続き、1962(昭和37)年1月にED456が東洋電機製造・東洋工機コンビで製造された。車体寸法、性能は1・2次車と全く同じであるが車体デザインは若干変更され、側面通風口が縦桟タイプから6列ルーバーに変更され、前面・側面窓はさらに大きくなった。他車同様、1970(昭和45)年3月に重連化されて総括運転が可能になり、前照灯も2灯シールドビームに交換されている。台車は、鋼板組立形であったが1987(昭和62)年6月、東武鉄道ED5010形のDTH57を譲り受けて交換した。最近では、乗務員扉が西武鉄道の電車用のものに交換された。 |
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上り貨物列車 保々車両基地横 ED45−6/7重連 |
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101系 1990年移籍。元西武鉄道401系 801系 1989年移籍。元西武鉄道701系 |
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ED45形(451〜453)
1954(昭和29)年3月の三岐鉄道全線電化に合わせて、電気機器を東洋電機製造、車体を東洋工機で新造したもので、2月にED451・452、12月にED453が入線した。当時の東洋製らしく車体裾部やデッキに丸みを持ち、同じ頃製造された相模鉄道ED10形、東武鉄道ED610形(後栗原電鉄ED35形)などを大型にした感じである |
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