熊本市電

2005年01月25日

5015号 上熊本車庫


1953年、西日本鉄道の北九州線に1000形がデビューした。その後1954年に福岡市内線にも殆ど同仕様の車両が登場した。北九州線では1000形で統一されたが、福岡市内線では製造時期や会社などで1000形、1100形、1200形、1300形に分けられた。1975年頃、オイルショック等で路面電車が見直され、福岡市内線の車両が第1次路線廃止で余剰になった車両を譲り受け、熊本市交通局でも連接車の運用をする事になった。製造年度の新しい1200形、1300形を希望したが、新しい車両は広島電鉄や筑豊電気鉄道が既に押さえており、1000形の中でも状態の良い車両を選んで移籍する事になった。詳しい内容は西鉄1000形電車 (軌道・共通)を確認して頂きたい。

2005年01月25日

5014号 上熊本車庫  旧西鉄塗装 上熊本車庫


1999年に5010が廃車になったが、残りの3編成は現在でも在籍中である。2002年に5014が西鉄時代の塗り色に復元された。

2004年01月25日

1354号 熊本駅前


1960年、熊本国体に備えて輸送力増強を図るため、東洋工機にて6両が製作された。製造年の昭和35年にちなんで形式は350形となっている。200形(現・1200形)とほぼ同形態である。

2004年01月25日

1093号 熊本駅前


原形は1955年に東洋工機にて製作された188形188・189と、1957年に同じく東洋工機で製作された190形191〜195である。1968年にワンマン化改造する際に形式統合され、1090形1091〜1097に変更されている。

2004年01月25日

9705号 熊本駅前


欧州各国で整備が進められていたLRT用で多く使用されている超低床電車を日本向けに設計した車両である。台車および電気部品はドイツのアドトランツ(ダイムラー・クライスラーレールシステムズ 現ボンバルディア)社が製造しているブレーメン形(GTシリーズ)のものを使用しているが、車体の製造と機器の艤装は新潟鐵工所(現新潟トランシス)が行っている




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