軍艦・自衛艦

2006年05月03日

海上自衛隊 舞鶴港  護衛艦すずなみ (DD-114)



2006年05月03日

海上自衛隊 舞鶴港
DDH 141 護衛艦はるな DDG-172 護衛艦しまかぜ


■はるな型護衛艦;DDH 141 はるな 
1973年2月22日竣工 三菱長崎造船所 
海上自衛隊は1960年頃から対潜作戦の中枢としてヘリ空母を建造する構想を抱いていたが、実現していなかった。一方で当時、カナダ海軍がベア・トラップ着艦拘束装置を実用化、サン・ローラン級駆逐艦に搭載し、駆逐艦クラスでもヘリコプターを運用可能なことを実証していた。こうした背景のもとに建造されたのが本級である。イタリア海軍のアンドレア・ドリア級ヘリコプター巡洋艦や、カナダ海軍のイロクォイ級ヘリコプター駆逐艦と似た性格ではあるが、この程度の規模で大型ヘリを3機も搭載するという例は世界的にもなく、いわば準ヘリ空母的な艦であった。

■はたかぜ型護衛艦;DDG-172 しまかぜ
  建造:三菱長崎 竣工:1988年3月23日 所属:第3護衛隊群 第63護衛隊 
本型は世代的には第三世代と言えるのだが、基本性能はたちかぜ型とあまり変わりは無い。
本型では対潜ヘリコプターの運用を行うために後部甲板に発着甲板、艦の動揺を抑えるためにフィン・スタビライザーが設けられた。ただし格納庫が無いため固有の搭載機は持っていない。
後部甲板が発着甲板になったためこれまでのDDGとは異なり対空ミサイルの発射機が艦首に近い前部甲板に配置され、それに伴い関連装備も前部に配置された。これは前方からの攻撃に対して即応できるように配置されたものである。この発射機を波浪から守るため艦首にブルワークが設けられた。これは海上自衛隊の護衛艦では本型のみの装備である。

2006年05月03日

海上自衛隊 舞鶴港  補給艦ましゅう AOE-425 


■ましゅう AOE-425(2004年3月就役:三井造船玉野事業所にて造船) 
ましゅう型補給艦(ましゅうがたほきゅうかん)は海上自衛隊の最新型の補給艦である。一番艦ましゅうは2004年に竣工した。なお、この型は砕氷艦しらせを抜き、海上自衛隊最大の艦となっている。建造費は約430億円。
従来のとわだ型補給艦(基準排水量8100トン)と比較して、ましゅう型は基準排水量13500トン、満載排水量30000トン近くと非常に大型化している。また、ステルス性を考慮した船体形状とマストを備え、MH-53Eクラスのヘリコプターに対応した飛行甲板と格納庫を備える。

2006年05月03日

海上自衛隊 舞鶴港  護衛艦すずなみ (DD-114)


■たかなみ型護衛艦 すずなみ (DD-114):
アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド横浜工場で建造され、2006年(平成18年)2月16日に就役。
1998年(平成10)度年予算で初めて導入がされた。たかなみ型は海上自衛隊の護衛隊群で使用される汎用護衛艦はつゆき型やあさぎり型を代替するために開発されたが、予算制約上船体は新規での開発ではなく、むらさめ型護衛艦を元にして開発された。




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