「かぶく=傾く」を語源とし、奇抜な服装や行動をして世間を驚かせて喜ぶ者のことで、若者の間に流行した気質である。戦国時代の「かぶき者」で有名なのは前田慶次であるが、前田利家も若い頃は「かぶき者」だったという。奇行を見せるという点では若い頃の織田信長もそうだった。