陽炎
俳句 |
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陽炎と たどり足跡 折り返す 陽炎を 黄色に染めし 親子連 式を終へ 陽炎かなた ひよこ色 ランドセル 陽炎ごしに 飛びはねぬ |
合格と 陽炎ごしに 友の顔 縁側で 陽炎彼方 祖母の夢 陽炎や 夢とうつつの とうりゃんせ 陽炎の はるかかなたに 母のゐる |
季語について |
◆三月春、暖かく晴れた日に、地上や屋根などからゆらゆらと炎のように空気中の水蒸気が揺れ立ち昇るのをいう。糸遊(いとゆふ)。
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俳句にまつわる話 |
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