囀
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俳句
ありのまま 名もなき草や 囀りぬ
惜まれて さえづり残し 花の散る
去りがたき せかす囀り ベルの音
式終へて 囀る華に 笑みの咲く
耳こらし 花のさえづり 散歩道
千鳥足 さえずりさえも 桜色
愛迷ひ さえずる声の 道しるべ
薄衣 脱ぎて囀る 蕗のとう
風散らす 川面さえづり 花の行く
アンコール 囀りながら 花の舞
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