春田

    俳句の目次へ 

 

俳句

合格の ペタルも軽き 春田かな

花摘みて 首に飾りし 春田かな

春の田や ピンクの敷布 蝶の舞ひ

春の田や 淡きピンクの 薄化粧

春の田を 歩みて思ふ 父母の恩

人生を 知りて春田の 深きかな

春の田に 立てばデジャブな 夢世界

旅立ちの 不安と期待 春田かな

日溜りに 猫もまどろむ 春田かな

柔らかき 風を心に 春田かな

 

季語について

 三月秋、稲を刈った跡に麦や野菜を作らず、春までそのままにしてある田をいう。

紫雲英(げんげ)が咲き広がっているところ、水漬いたままのところ、あるいはすでにあらく鋤き起こしたところなどある。
 

 

俳句にまつわる話

 春田とは、秋に稲を刈った跡に麦や野菜を作らず、春までそのままにしてある田をいうのだそうです。

 私の思い出の中では、レンゲの花が咲き乱れていた春田の風景やそのレンゲをつんで首飾りや花飾りを作ったことを思いだします。タイガーズの<♪花の首飾り♪>ですね(笑)。

  合格の ペタルも軽き 春田かな
  春の田に 立てばデジャブな 夢世界
  人生を 知りて春田の 深きかな 
  春の田や ピンクの敷布 蝶の舞ひ 
 

 

上に戻る