著我

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俳句

老眼の 1度進みて 著我の花

著我の咲く 季節を楽しむ 智恵を知る

著我の花 知りて広がる 句の世界

著我咲きて 素足に床の ここちよさ

著我受けて 探す散歩の 道長し

気がつけば 小筆汗ばむ 著我の花

ジム通ひ 日常となり 著我の花

銀色の 日よけちらほら 著我の咲く

新任の ほっと一息 著我の花

月めくり 残り半分 著我の咲く
 

 

季語について

初夏の花

開花時期:04月から05月
花言葉:反抗的
木の根元などの日陰で湿ったところに群落をなして咲いていることが多い多年草の花です。種子ではなく、地下茎を伸ばして繁殖します。

和名はヒオウギであるが、漢字名で射干/著我の2つがあります。
別名にコチョウカを持っていますがこれは胡蝶蘭に似ているかどうかは不明です。
林内などに群生がみられるが、日向より日蔭に映える植物である。 
 

 

俳句にまつわる話

 この字は<しゃが>で、梅雨時(初夏)に咲く野の花であることを知りました。

インターネットで調べてわかったのですが、名前は知らないけど、見たことはある花でした(笑)。

この季語からは<初夏>とか<梅雨>を連想しました。
で、一句。

老眼の 1度進みて 著我の咲く
著我の咲く 季節を楽しむ 智恵を知る
ジム通い 日常となり 著我の咲く
新任の ほっと一息 著我の花
 

 

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