地蔵盆

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俳句

試練の子 見守るだけの 地蔵盆

帰省子の 二の腕太き 地蔵盆

謄本に 兄の足跡 地蔵盆

途中下車 それも良きかな 地蔵盆

子の苦労 勝る喜び 地蔵盆
 
菓子のため 耐えるお経の 地蔵盆

宿題の 残り気になる 地蔵盆

地蔵盆 終えて心を 切り替えぬ

歓声も 消へていつもの 地蔵盆

一瞬の 笑顔焼き付け 地蔵盆
 

 

季語について

 

 

俳句にまつわる話

 8月18日(土)の句会の季語は地蔵盆でした。私には地蔵盆は全くわかりません。で、わからない時のインターネット頼みといつものように調べて見ると……。

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 地蔵盆(じぞうぼん)は、地蔵菩薩の縁日である8月24日に向け、その前日の宵縁日を中心とした3日間の期間を指し、又そのうちの日を選んで行われる地蔵菩薩の祭のことを言う。

地蔵盆は全国的に行われている風習であるが、滋賀、京都、大阪など関西地方において特に盛んである。

今日では地蔵盆は子供のための祭とも言え、地蔵に詣った子供達は地蔵の前に集まった席で供養の菓子や手料理などを振る舞われる場合が多い。また地域の子供達が一堂に会するため、子供達に向けたイベントも行われたり、そのまま子供達の遊び場となることもしばしばである。
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 というわけで、愛知県に生まれ愛知県から出たことのない、私には、地蔵盆には一切関わりがありません。でも、句は作らなければならないので、インターネットで調べたことをイメージして作ってみました。

いつまでも はないちもんめ 地蔵盆
子の苦労 勝る喜び 地蔵盆
帰省子の 二の腕太き 地蔵盆
地蔵盆 終えて心を 切り替えぬ
 

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