左義長

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俳句

若衆の 裸まぶしや どんど焼

左義長の 若衆煽る 浜言葉

大漁旗 燃やし海入る どんど焼

左義長の 尻美しや 漁師町

神の火を 背中に浴びて どんど焼
 
注連縄に 隠し文燃す どんど焼

左義長や 歌舞く若衆 浜言葉

火柱に 今年占ふ どんど焼

火之神の 確かにおわす どんど焼

青竹の めでたく爆ぜて どんど焼
 

 

季語について

 

 

俳句にまつわる話

 1月17日(土)の栄句会の季語は<左義長>です。
皆さんは、左義長(さぎちょう)を知っていますか?
私は初めて聞きました(^_^;)。
で、早速ネットで調べると

 左義長とは、
 小正月(1月14日の夜または1月15日の朝)に、
刈り取り跡の残る田などに長い竹を三四本組んで立て、
そこにその年飾った門松や注連飾り、
書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。
その火で焼いた餅を食べるとその年の病を除くと言われている。
また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると
字が上達すると言われている。

 民俗学的な見地からは、門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、
それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされる。

 どんど、どんど焼き、とんど(歳徳)焼き、
どんと焼きとも言われる。

 とありました。

 近くにこのお祭りはないかと調べたら、
南知多町師崎に<左義長まつり>がありましたが、
残念ながら、1月25日(日)に行われるみたいで、
実物を体験することができませんでした。
でも、なんとか句を作らなければならないので、
ここのホームページを見ながら、
想像で句を作りました。

 今、書き込みだけでなく、
俳句もスランプみたいで、良い句が作れません(^_^;)。
その中で気に入っている句を上げると

大漁旗 燃やし海入る どんど焼
左義長や 囃し言葉に 浜訛り
お飾りに 隠し文燃す どんど焼
左義長や 歌舞く若衆 浜言葉
青竹の めでたく爆ぜて どんど焼
 

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