母の日
俳句 |
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娘から 届く丸文字 母の日に 母の日に 母といふ字の 温きかな 母の日に とっておきけり 良き知らせ 母の日や 親となり知る 母の恩 母の日や ぽっかり母の 穴空きぬ |
母の日や 母の自慢と なりたくて 母の日に 探りし母の 欲しきもの 母の日や 母の喜び 我が願ひ 母の日の 母の笑顔に 癒されぬ 母の日や 句に蘇る 若き母 |
季語について |
俳句にまつわる話 |
<母の日に母といふ字の温きかな> 「母」という言葉の響き、漢字からは やさしさや、温かさを感じます。 それは自分の体験から感じるもので、 母からは無条件で愛されているという実感が、 そう感じさせるのだと思います。 <母の日や親となり知る母の恩> 父親と母親では、子供に対する見方が違うと思います。 父親は母親より、どちらかというと子供を冷静に、 一人の人間として見ている気がします。 もちろん、いろいろな人がいて、 一概には言えないことは十分承知をしていますが、 少なくとも私はそうです。 ややもすると、自分の子に対して、愛情を感じることができず、 冷淡である自分に気付いて、落ち込むことが多々あります。 <母の日や母の自慢となりたくて> 男は女にほめてもらいたいために頑張る生き物です(*^_^*)。 その最大のものが母親であり、次が妻(恋人)だと思います。 まあ、母親は子供をけなすことはないと思いますが、 妻(恋人)はそうでもありません(^_^;)。 まあ、いろいろあると思いますが、 ぐっとこらえて、賢い妻となって、 夫をほめて、おだてて、持ち上げてください。 そうすれば、女性から「ほめてほしい」と思っている男は 一層頑張ってしまいます(*^_^*)。 |