日々の思い

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<h16.11.16>

オールドボーイを見てきました。

  凄いの一言。強烈なインパクトがあるから、映画に刺激を求めたい人なら超お奨めです。残酷シーンやsexシーンのためR15指定かな?でも、sexシーンは韓国映画だから、日本のテレビドラマよりおとなしいです。でも、拷問で歯を抜くシーンはちょっときもい。想像を超えたストーリーで先が見えない。先が読めないから、ついつい引き込まれてしまう。アクションミステリー、そんなジャンルあるとしたらそう名付けたい。

 15年間監禁された男が、ある日解放され、なぜ自分が監禁されたかの理由を探す物語。その理由は……?。これは絶対言えない、言ってしまったらこの映画の意味がなくなってしまう。

 一転二転三転と予想外の展開とテンポの速さに快い緊張感が漂う。導入の意外性から、一気に映画に引き込まれ、<なぜだ?><なぜだ?>と主人公のオ・デス(チェ・ミンシク)と共に考えている内に、映画はクライマックスを迎え、その謎があかされる。とにかく主役のチェ・ミンシクはうまい。役になりきって、鬼気迫るものが感じられた。

今年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品。ちなみに最高賞であるパルムドール賞には[華氏911]』が、最優秀男優賞は[誰も知らない]の柳楽優弥君がとった。

 韓国映画の水準は高い。こんな映画ができるのは、国全体が元気な証拠。そういえば、私の青春時代はフランスやイタリアの映画が頑張っていた。今は元気ないね?国の勢いと映画には何か因果関係があるのかもしれませんね。

 

 

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