日々の思い

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ジャズ関連 パートU

 ジャズ関連の話題で、綾戸智絵の話をします。

 彼女は、今日本で一番コンサートチケットが手に入らない歌手だそうです。彼女は46歳の独身(バツイチ)で、中学生になる息子が一人います。

 彼女を知ったのは、一昨年のことです。ワイドショウか何かで彼女の半生をやっていたのを偶然見たことからです。そのすさまじい生き様に感動し、一度でファンになりました。彼女のジャズは、ダイナミックで彼女そのもの。生き方が歌に深みを与えています。

 子供の頃からアメリカにあこがれ、アメリカに行くための準備として、大阪万博の会場に行って、見も知らぬ外人に話しかける。片言の英語でどんどん話しかけて、英会話を修得していく、それが小学生の時だから、驚きです。さらに、中学生の時から大好きな歌を、ジャズバーで歌っていて、そのお金を貯めて、高校の時には何度も留学を繰り返します。(お金がなくなると日本に帰ってきて稼ぐ)

 高校卒業後、ニューヨークに住むことになります。そこで、大男にレイプされそうになりそれを彼女のとっさの機転で逃れた話。教会でゴスペルに出会うと同時に、黒人の敬虔なクリスチャンと結婚をします。でも、その男は焼き餅焼きの超束縛男、おまけに暴力を振るうDV男だったため、妊娠している子供が生まれるまで我慢して、出産と同時に日本へ逃げてきます。そして、乳ガンの克服、また、演奏会で急に声が出なくなり、その致命的な障害を乗り越えたことなど、とにかく生き様が凄い。大阪生まれの彼女のしゃべりを聞いていると、元気が沸いてきます。

 その時彼女のアルバム『to you』を買いました。CDを買いたいと思ったのは、宇多田ヒカルの『first love』以来です。

 

 

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