日々の思い

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<h17.1.16>

スナックの話

 私がスナックに通ったのは今から5年くらい前までで、それも地方都市の普通のスナックであったことを最初に断っておきます。普通スナックに行くとボトルを入れます。これも酒の種類によるのですが、私は1万円程度の中の下くらいのお酒を入れました。

 スナックに行くと席料がかかります、私の行く店では3000円でした。そこで、自分の入れたボトルの水割りを飲むのですが、ミネラルウォーターとサービス料がつきます。ポッキーをつまみとして頼めば500円程度、とにかくつまみや食べ物は高いです。

 それから、カラオケをめちゃくちゃすすめます。会話が苦手なんでしょう、それと一曲200円だから、うたわせた方が得なわけです。

 私は自分のボトルを飲んで、つまみを頼まず、10曲程度デュエットして、2〜3時間店にいて、7000円くらいでした。ボトルを入れた時は、さらにボトル代が上乗せされます。どう考えても高いですよね(笑)。だから、バカらしくなってやめました。

 <決められた値段がない>ということからぼったくりバーのことを思い出しました。 今から30年以上も前の話です。社会人になって一年目、親友と二人で北海道旅行に行きました。せっかく札幌にきたんだから、話の種に<すすきの>で飲もうと話が決まりました。

 田舎出の若い兄ちゃんですから、客引きの格好の餌食です。うまいことを言われて、薄暗いバーに入りました。入った瞬間、おかしいと肌で感じました。レジでは客と店員がなにやら怒鳴りあっています。そして、席に付いた瞬間、4〜5人のホステスが怒濤のごとく現れてお酒とつまみを一気にたのみました。私はやばいと思い、すぐに店を出たのですが請求額が5万円でした。たった5分の出来事です。今考えればお金を持っていたから良かったけど、そうでなかったらもっと怖い目にあっていたでしょう。不幸中の幸いかな(笑)?それで旅の楽しい気分も一瞬で終わりました。ちょっと高い授業料となりましたが、今となっては懐かしい思い出です。

 

 

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