日々の思い
<h17.3.17> |
君に読む物語(The Notebook) |
ネタバレにならないように注意をして書きましたが、この映画をこれから見る予定の方は読まない方が良いと思います。 1940年代のアメリカの避暑地での恋。そして波瀾万丈の人生を生き抜き、一人の人を愛し続けた夫婦の物語。感動で温かい涙が「ぽとぽと」と……。昨年の夏全米で「マディソン郡の橋」を超える興行収入を記録した作品だとか、見てみて十分納得です。 施設に入っているアルツハイマーの気品ある老婦人に、恋物語を語りに来る老紳士。それは彼女がノートに書いた恋物語でした。これによって失われた彼女の記憶は呼び戻せるものでしょうか? 美しい映像に何度も<ほー>というため息が漏れました。特に湖でボートをこぐ二人に、白鳥の大群がやさしく舞い降りてくるシーンは、思わず<凄い>と声に出してしまったほどです。 ここから先は<ネタばれになります>この映画を見る可能性のある方は読まないでください。***********<ネタばれになります> <あらすじ> ある夏、一家で避暑に来ていた上流階級のお嬢さん(アリー)に、材木置き場で働く青年(ノア)が恋をします。いつしか相思相愛になった二人は、力の限り燃え上がり、お互いを欠けがいのない存在と思うようになります。でも、二人の身分はあまりにも違った。そして、アリーの両親によって、二人は無理矢理引き離されます。彼女は大学に行くためにニューヨークへ。そして、戦争……。 戦争が終わるとノアは、彼女との夢を果たすために、故郷に帰って来ます。そして、運命的な出会い、果たして二人はどうなるのでしょうか? 冬ソナ(ビデオを借りて)を最近見終わったのですが、世間ではあれは純愛というけど本当かな?ドラマは<ジュンサン ユジン サンヒョク>の恋の三角関係を描いていたのですが、私は見ながら、ユジンはずるい女に思えてなりませんでした。二人の男の間で揺れる気持ちはわかるけど、見方を変えたら、いつもどちらかをキープしておいて、自分の都合で使い分けていた気がしてなりません。(少なくとも2/3くらいまでは……) 一番可愛そうで、そして立派だったのはサンヒョクです。私は断然サンヒョク派です(笑)。 この映画のアリーもちょっとユジンに似た所がある気がしてなりません。その点ノアは一時的な浮気はあっても、気持ちはずっとアリーを愛していました。でも、アリーは違いますよね。女性は同時には一人の人しか愛せないと聞いた事があったけど、違うのかな?どなたか答えてください(笑)?でも、男はそれができます。これが男と女の永遠に埋まらない溝なのかな? それから、アリーの母親の生き方は興味深いですね。自分と同じような経験をしたアリーを、自分の経験に照らして、後悔のない選択をしなさいと言う?では、母は後悔をしていたのでしょうか? |