日々の思い

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交渉人真下正義を見ました。

  交渉人真下正義を見てきました。私は最近の日本映画(娯楽映画というジャンル)の中ではものすごくよく出来た作品だと思いました。

 テロリストによって、開発途中の地下鉄の未来型電車が乗っ取られます。その謎の電車がリモコン操作でテロリストによって東京の地下鉄の中を暴走をさせられます。あわや追突、その危機を救うことは出来るのか?

 新型の地下鉄電車、地下鉄運行の仕組み路線図にのっていない幻の路線と、私でもワクワクしたのですから、電車マニアにはたまらない魅力です。

 いろいろなものがテロの標的になりますが、今回の地下鉄、さらにその使い方に新鮮で迫力を感じました。

 さらに、<真下正義>(ユースケサンタマリア)が犯人と交渉をすることで、事件を解決していく所が新しく面白かった。彼のキャラクター(一般的に軽薄で軽いと言われています)が、テロという重く暗い事件を、さわやかで明るい娯楽映画にしたと思います。彼ゆえの作品だと思いました。<踊る大捜査線>の中の登場人物にスポットライトを当て、それを主人公にして映画をつくる、もう少し後に、<容疑者 室井慎次>という映画もあります。

 私は、踊る大捜査線の青島刑事(織田裕二)の大ファンです。というより、織田裕二が好き。この間の<ラストクリスマス>もよかった。<踊る大捜査線>はT、U共に100億円の興行収入をあげる、大ヒットになりましたが、私はTの方が断然よかった。Uは期待していったから裏切られた気分、それを補ってくれた今回の映画でした。

 ドキドキハラハラして、最後にさわやかに笑いたい人にお勧めです。

 

 

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