日々の思い

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<h17.9.23>

電車男最終回

 昨日でテレビドラマ「電車男」が最終回でした。この映画、何か自分のことを言っているようで、そんな親しみを込めて見ていました。

 お宅で今まで彼女もいなかった冴えない男がある日、電車の中で酔っ払いに絡まれて困っている女性を勇気を振り絞って助けます。そのお礼から、彼女は<エルメス>のティカップを送ってくれます。彼女に一目惚れした、彼はネットの掲示板に、電車男として彼女とのことを書き始めます。憧れのエルメスにどうアタックしたらいいかわからない彼、その彼のために、会ったこともないネットの仲間がアドバイスをして応援をします。そして、紆余曲折がありますが、最後は電車男の誠意がエルメスに伝わってハッピーエンドになります。

 このドラマは、逆シンデレラだと言ったらそれよりも、「ノッティングヒルの恋人」の方が良いのではと言ってくれた人がいました。私も納得です。

 この映画ご覧になられました?バツイチで冴えない本屋の主人が、今をときめく大女優に、ある偶然から恋をします。女優にジュリアーロバーツ、本屋の主人にヒュー・グランドまあ、電車男ほど冴えないわけではないけど……。この時も、彼女への一途な思いを誠意を持って伝えたことが功を奏しました。

 電車とエルメスの身長差は10p以上はあり、まるで美女と野獣です。そして、おまけに彼女は良いとこのお嬢さんときています。彼の生活レベルとあまりにも違います。

 そんなエルメスと電車が恋に落ちる?そんなことはドラマの世界の話、現実では絶対におきない。おそらく、そうかもしれないけど、私はそうあってほしいと強く願っています。

 憧れの人にでも、精一杯の誠意を持って愛して行けば、いつか振り向いてもらえる。そんな希望が、冴えない何の取り柄もない電車や私のような男にとっては大切な宝です(笑)。

 運命とは決まったものでどうしようもない、そんな悲観的なことではなく、努力と誠意で変えられるということを信じていたい。

 電車のしたことは、エルメスに常に<誠意>を尽くしたこと。その誠意がわかり、それに応えたエルメス。二人とも素晴らしい。

 

 

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