日々の思い
<h18.1.14> |
大河ドラマ<功名が辻> |
今回の描き方で行くと、信長は偶然勝ったのではなくて、巧妙な作戦を立てて、勝つべくして勝ったことになります。 桶狭間(窪地、盆地)で、今川義元が休まざるを得ないように、いろいろな策を練ります。まず、上洛が決まって駿府からの出立をする時、わざとそれを遅らせる作戦を練り、梅雨の時に尾張(桶狭間)に来るようにします。 また、義元は足が短くて馬に乗れないから、輿でかつがれてくる。輿で移動するとたいそう疲れるので、頻繁に休まなければならない。そこで、疲れた義元が桶狭間で休みたくなるように、百姓に酒や肴を用意させて、今川軍を接待させるように算段します。 そして、桶狭間で酒に酔い無防備にくつろぐ今川軍を雨の中、奇襲します。全て計算づくであった。本当にこんな作戦を練っていたのか?ちょっと疑わしいですが、ドラマとしては、単なる偶然で信長が勝つよりも、作戦を立てて勝つ方が私は面白くて好きです。 3万の大軍に3千の兵で挑み勝利をする。戦争は兵の数でやるものではないことの証明です。 戦争の勝利には、良き指揮者の良き作戦と、兵隊の士気が大きな影響を与えます。もちろん、両軍とも士気が高い時は兵の数はいかんともしがたいものです(笑)。 山内一豊の妻は、内助の功(妻のおかげで出世できた)で有名ですから、夫婦愛が大きなテーマです。 でも、時代が戦国乱世ですから、うまく描けば面白くないわけがありません。戦国時代では、信玄、謙信、信長、秀吉、家康などの天下をねらう武将の話はよく聞くけど、山内一豊はあまり描かれない素材だから興味はあります。 |