日々の思い

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<h18.1.15>

白夜行をみましたか?


 12日(木)の9時からの<白夜行>を見ましたか? 出だしはちょっと……?と首を傾げていましたが、子供の頃のことを回想する所から、なかなか良い感じで描かれていました。小学5年生の子役がうまかったです。特に、雪穂役の女の子は良かったですよ。彼女がそのまま成長したら、小説の中の悪女<雪穂>(雪のように冷たいけど、また雪のように美しい)になれると思いました。大人になってからは、綾瀬はるかに変わるわけですが、彼女はちょっと私の雪穂に対するイメージと違う気がします。まだ、先を見てみないとわからないけどね。第一回目としては、まあまあだと思います。次も見るつもりにしています。

 私は、5年くらい前に、東野圭吾の「白夜行」に出会うまで、日本の現代小説をバカにしていたのですが、この本で目覚めました。確か、その年のミステリー部門の第2位だった作品です。丁度年の暮れだったこともあって、正月をはさんで一気に読んでしまいました。トイレにまで本を持って行って読んだのは久しぶりです(笑)。それくらい本に引き込まれました。

 ヒロインは唐沢雪穂という悪女です。名前が示すように雪のように冷たい女性です。人を踏み台にして自分がのし上がっていく、それを何とも思っていません。でも、男の私にはそんな彼女の魔性を秘めた美しさが魅力でした。あんな女性なら、尽くしてみたいと思いました(笑)。

 

 

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