日々の思い

日々の思いの目次へ 

 

<h18.2.13>

下流社会(1)


  テレビのニュース番組で「下流社会」の特集をしていました。最近よく聞くこの言葉、実はよくわからなかったのですがこの番組を見ることで、ある程度理解することができました。この言葉の意味がわからない方のために、インターネットから検索したものを次に載せておきます。

*********

 三浦展が書いた『下流社会 新たな階層集団の出現』(光文社新書)から流行語となった。

 三浦によると、「下流」とは旧来の「中流」のなかでも、若者層で顕在化してきた生活水準と労働意欲の低い人々。

 単に所得が低いことではなく、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、総じて人生への意欲が低いと定義される。

 30歳前後の「団塊ジュニア」世代で、未婚、地方から出てきた一人暮らし、あるいは両親に生活を頼っているパラサイト、年収が200万円以下のフリーターというのが典型的な姿。

**************

番組では、30代の雑誌編集社で、アルバイトとして働いている青年の話がありました。彼はその編集社に長年勤めているけど、正社員にはならないそうです。そのため、気がついたら、自分より若い社員ばかりに命令され、社員のアシスタント的な仕事ばかりするようになったそうです。それを嫌がるわけでもなく、素直に受け入れている(笑)。正社員にならないのは、決して無能というわけではなく、責任を持ちたくないという理由だそうです。彼は、両親との3人暮らし(母親が身の回りの面倒を見ている)子供の頃のいじめがトラウマにあり、人間関係が苦手になったみたいです。

彼は「下流社会」の典型です。

@ 今の生活に満足している。 A責任を持ちたくない  B 上昇志向がない。

 

 

上に戻る