日々の思い

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愛知曼陀羅


 6月17日(土)に愛知県美術館で東松照明(とうまつ しょうめい)の写真展愛知曼陀羅 戦後写真の巨人を見てきました。

<img src="http://www7a.biglobe.ne.jp/~sekisan/syasin/toumatu.jpg">

 写真のことに全く興味のない私は東松照明をどう読んで良いのかわからないし、写真家としてどんな仕事をしてきたかの、予備知識0で見てきました。

 1930年に名古屋に生まれたので、今は76歳ですね。 戦後の名古屋、13号台風、人々の暮らし、伊勢湾台風米軍基地、沖縄、長崎などの写真が白黒で展示されていました。

 皆さんは傷痍軍人を知っていますか?私の子供の頃、駅や祭り、観光地に行くと、彼らが白い着物に兵隊の帽子をかぶって、アコーディオンを弾きながら、物乞いをしていました。それが、子供心に怖くて怖くて仕方ありませんでした。そんな頃も写真で思い出させてくれました。

 子供が男子は丸坊主、女子はおかっぱの借り上げ、ほとんど下駄を履いて、中には裸足の子もいた。青っぱなをタラしていたり、その筋道が鼻の下にありました。貧しくて暗い時代、決して白黒だからではない暗さがありました。人はどう言うか知りませんが、私は2度と帰りたくない時代です。

 

 

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