日々の思い

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<h18.11.13>

小池真理子
 
 私は、小池真理子と聞くと、条件反射的に反応をしてしまいます。また読みたくなりました(笑)。
 3年くらい前には、小池真理子に一時はまっていましたが、それは、彼女の「月狂ひ」(文庫本では浪漫的恋愛)に感動したからです。その後、直木賞を取った「恋」「蜜月」「狂王の庭」「瑠璃の海」などの長編を読んで、「天の刻」「神無月の墓」「夜の寝覚め」などの短編を読みました。「月狂ひ」は別にして、彼女は短編の方が私は好きです。

 小池真理子は、恋する女性の心理、それも中年の女性の心理描写が巧みだと思います。そして、彼女の描く女性は、恋愛感情に揺れ、翻弄されるけど、芯は強いですよね。
表面的な強さを見せる男より、遙かに強い女性を描いています。
 

 

 

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