日々の思い

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<h18.11.19>

瀬戸内晴美

 彼女が瀬戸内晴美の時に小説をいくつか読みました。中学校から高校の頃です。彼女の小説は官能小説と言われ、いわゆる、<色事>を扱った部分があったので、思春期で多感な朔太郎少年は、その事だけを目的に彼女の小説を読みました。今の時代のように、H系の情報が多くなくまして、少年には手に入りにくい時代でした。

 それと同じで、吉行淳之介の砂の上の植物群、驟雨などを読んでいました(笑)。内容はちんぷんかんぷんでしたが、それでも子供心に、驟雨の感性だけは良かったと記憶に残ったので、最近読み直してみました。大人の世界、大人の恋、今ならよくわかりました(笑)。
 

 

 

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