日々の思い

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<h18.11.26>

俵万智

 今日(11月25日)の中日新聞朝刊の中日春秋に、俵万智さんの良い話が出ていたので
紹介します。

*******中日春秋より抜粋
 歌人の俵万智さんは小さいころから手先が不器用で、生卵を割る際によく黄身をつぶしたという。小六の調理実習での目玉焼きも失敗し、はやしたてられた

 しょげて家で話すと母は「落ち着いてやれば何でもないこと」。台所でやってみると、また黄身が流れ出る。落ち込む娘に母は明るく「さあ、おいしい炒(い)り卵を作ろう」。その炒り卵は実においしく、俵さんは楽な気持ちになって次はうまくできたそうだ

 「卵一個で母が見せてくれた魔法」。それで料理に興味を持ち、台所では母と料理以外の話もしたという(『りんごの涙』)。

 私は彼女の短歌が好きで、<サラダ記念日>や<チョコレート革命>を読みました。

 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日。「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの。

  この2つが特に好きです。今までの短歌の形式にとらわれない、新鮮なタッチの現代短歌ですね。彼女に感化されて、短歌とか俳句に興味を持ちました。
 

 

 

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