日々の思い
<h18.12.26> |
島田洋七 |
この<M−1グランプリ2006>の審査員は委員長の島田紳助をはじめ、松本人志、南原清隆、渡辺正行、大竹まこと、島田洋七、中田カウスの7人。全て、今のお笑いの世界で活躍しているそうそうたるメンバーです。 この中に島田洋七が入っているのは、昨年まででは考えられなかったこと。それは、彼の自伝「佐賀のがばいばーちゃん」が大ブレークし映画にもなって、一躍時の人となったためです。 島田洋八と組んだ<B&B>は、第一次漫才ブームの火付け役となりました。彼らのギャグ「もみじまんじゅ〜う」は一世を風靡し、広島の紅葉饅頭を全国区にしました。 でも、その第一次漫才ブームは今から25年前の1980年頃です。それから、しばらくしてテレビの一線から退き、だんだんと忘れられた存在になっていました。それがこの人生の後半になって、一発逆転の満塁ホームランを打ちました(笑)。 映画「佐賀のがばいばあちゃん」は感動的で良い映画でした。 貧乏だけど、貧乏に負けずに、堂々と生きている。そんな、がばいばあちゃんを吉行和子が実にうまく演じていました。 戦後の日本が立ち直り、急速に経済発展して行った原点、日本人の底力を見せてくれた作品です。 |