日々の思い

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功名が辻
 
 日曜日の夜8時、NHKの大河ドラマは司馬遼太郎の「功名が辻」です。山内一豊の妻、千代の物語ですが、今読んでいる、「真田太平記」と大いに被っています。

 昨日は、小田原攻めの話が中心でしたが、離縁されて、家康の嫁になった旭姫と元夫、副田甚平の話もありました。病気になり大阪城に帰ってきた旭姫に針売りに身を落とした甚平が、秘かに見舞います。彼はなかなか骨のある人物で旭姫との離縁とひきかえに一国一城の主にしてやるとの秀吉の申し出を断り出奔します。

 偉くなった兄秀吉の犠牲、いや天下泰平の犠牲になった二人。それを、司馬遼太郎がおいしく料理をしてくれました。おかげで、私は最初から涙、涙です。

 秀吉を楠本明、家康を西田敏行ですから、配役も絶妙ですが、なんといっても司馬遼太郎ですから面白くないわけがない(笑)。今年の大河ドラマはヒットですね。
 

 

 

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