日々の思い

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癌の友

 1月6日(土)の午後に友達3人と癌の友達を自宅に見舞いました。

 彼は前の職場の同僚で、20年来の友達です。彼が末期癌だと聞いたのは、11月の末頃。お見舞いに行こうと友達と話はしていたのですが、忙しさと躊躇する気持ちがあって、この日になってしまいました。

 自宅で迎えてくれた彼は元気で以前とほとんど変わりません。そして、明るく癌が見つかったいきさつから今までのことを話してくれました。

 3時から5時までの2時間ほとんどしゃべり通す元気さに唖然。お見舞いの限度は最大でも1時間と思っていた我々のうれしい誤算でした。

 9月の半ばに胃の調子が悪くて病院に行ったそうです。その時は胃の方は軽い胃炎だったのですが、膵臓に癌が、さらに肝臓にも転移が見つかりました。その結果、手術ができない状態で抗ガン剤の治療を行い、今は自宅から週1の割合で外来治療を受けているそうです。

 では、なぜ元気なのか?病気になると誰でも、自分の病気のことを必死で勉強します。彼も癌については、ものすごい知識量でした。そして、藁をもすがる思いから、民間療法にも関心を持ち、癌患者の会<いずみの会>を知ったそうです。そこで、<玄米と野菜中心の食事>を強く勧められ、10月の中頃から変えて体調がよくなったと話していました。確かに、髪の毛も顔色も体重も以前とほとんど変わりません。

 肉や魚や動物性の油を取らない、昔ながらの日本食が彼の体には良いそうです。
そして、一番凄いと思ったのは、彼だけでなく家族(奥さんと小2の娘さん)全員が
同じ食事をとっていると聞いたことです。これはなかなかできることではないですね。
 

 

 

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