日々の思い
<h19.1.30> |
項羽と劉邦 |
真田太平記を読み終わって、今は司馬遼太郎の「項羽と劉邦」を読んでいます。文庫本で3冊分の分量です。読むことが遅い、朔太郎のスピードで行くと、いくら頑張っても最低3ヶ月はかかるでしょう(笑)。 歴史小説が好きで、その中でも日本の戦国時代、一番は太閤記(豊臣秀吉)。名もない百姓が努力と運に恵まれて、身を立て出世していく姿は気持ちの良いものです。 この「項羽と劉邦」も同様に、百姓ややくざものが王になって行きます。 中国の歴史を国の名前で言うと次のようになります。 周 → 春秋時代 → 戦国時代 → 秦 → 漢(前漢 新 後漢)→ 三国時代 → 晋 → 南北朝 → 隋 → 唐 → 宋 → 元 → 明 → 清 → 中華民国 →中華人民共和国 この小説「項羽と劉邦」は秦の始皇帝が死んで秦という絶大な統一国家が滅んでいく、それを劉邦が漢として再び統一するまでの話を描いています。この時代は日本では弥生時代にあたります。 なお、三国志は中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄が割拠していた時代の物語です。「項羽と劉邦」から約400年後になります。そして、日本は弥生から古墳時代に入る頃です。 |