日々の思い

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<h19.2.14>

チキンラーメン
 
 チキンラーメンが世に出た時の衝撃を今でも覚えています。何しろお湯を入れて3分待てばラーメンができるのですから魔法のようでした(笑)。麺そのものにも味が付いていて、お湯だけでOK、麺もお菓子になりました。

 その後、麺と粉末スープを別々にしたものができ、カップ麺ができるまでの主流になります。

 随分前になりますが、今年の1月9日のニューヨーク・タイムズ紙に一人の日本人の死が大々的に報じられました。その人の名は安藤百福(ももふく)。96歳で他界するまで、「ミスターヌードル」と呼ばれる、日清食品の創業者です。彼は1958年に世界初の即席麺「チキンラーメン」の商品化に成功しました。

 現在、世界中で毎日一億食の即席麺が食べられているそうで、人類の食文化を変えたのですから、ノーベル賞並み貢献と言えるでしょう。

 これも少し前になりますが、2月1日の中日新聞の朝刊<早坂隆のニッポン三面鏡>の中にこの安藤百福のことに関連して次のような話がありました。

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 日本人を「物真似民族」として揶揄する言い方があるが、「即席麺」以外にも多数ある。 「コンパクトディスク」や「カラオケ」といったよく知られているものから、「乾電池」「胃カメラ」「眼鏡の華パッド」「ネガ式の写真」「シャープペンシル」「種なし葡萄」「インスタントコーヒー」「オセロ」といった意外なものまで。
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 資源の少ない日本、あるのは人的資源のみ。ものづくり大国をめざして、安藤百福に続かなければなりません。
 

 

 

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