日々の思い

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<h19.2.15>

続 思いやり

 2月2日に放送された<誰でもピカソ>に<江戸しぐさ>の話題がでていました。なんでも、今、時代は江戸ブーム!とかで、江戸時代を題材にした本や映画が大ヒットしているそうです。

 そういわれれば「武士の一分」も大ヒットしたし、原作を書いた藤沢周平もブームみたいで、本屋に彼の特集が雑誌に載っているのをいくつか見ました。

 <江戸しぐさ>とは、江戸の商人たちが生み出した、相手を思いやり気持ちよく過ごすための人付き合いのノウハウのことです。

 例えば、狭い路地で傘を差した人同士がすれ違うときどうするか?その時は、相手に傘のしずくをかけまいと傘を傾げる。
 電車で席が混んできたら、拳一つ分ずつ腰を浮かして、ほんの少しつめる。 電車の中で足を踏まれたら? 踏まえた方も、自分が足を出していたからとすいませんとあやまる。

 <江戸仕草>は<江戸思草>だと聞きました。素敵な言葉です。人間関係で一番重要なことは、相手を思いやる心。それは<江戸しぐさ>に通じるのだと思います。
 

 

 

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