日々の思い

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<h19.2.20>

米寿

 私の論語の先生は米寿です。その健康度は、2時間の講義を立ったままでやり、その間ずっと話しっぱなしというだけでも十分想像できると思います。それに加えて、論語のことだけでなく、中国史、年号、地名が瞬時に言えます。

 今日は中国の春秋戦国時代のことから<項羽と劉邦>の話に飛びました。私は丁度読んでいる所なので、ワクワクしながら聞いていたのですが、その話していることの正確さ的確さには舌を巻いたしまいました。おそらく司馬遷の<史記>を以前読まれたのだと思いますが、今、読んでいる私以上に的確に話せる。これってどう考えたら良いのでしょうか(笑)?頭の中がどんな仕組みになっているのか覗いてみたいものです。

 きっと、人にものを教えるということ、それが、身も心もシャキッとさせているのでしょう。そういえば、森光子は86歳、日野原重明先生は95歳。世の中には化け物が一杯いますね(笑)。
 

 

 

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