日々の思い
<h19.2.26> |
雷夕立 |
時の経つことの早さの例えに<光陰矢のごとし>があります。もう一つ有名なことわざがあるのですが……。そのことわざから、こんな落語を思いだしました(笑)。(落語と言うよりも小咄です) むかし、日(太陽)と月と雷が一緒に旅にでて、同じ宿に泊まりました。疲れていたのかぐっすり眠った雷は、次の朝寝坊をしてしまい、あわてて、日と月を探したのですが、見つかりません。そこで、女中に日と月はどうしたのか?と聞くと女中は、日と月は朝早く旅立ったと言います。そこで、雷が 「月日の立つのは早いものだ」。 さらに女中が雷に「すぐにお発ちになりますか」と聞かれた雷は、 「わしは夕立にしよう」。 お後がよろしいようで……(笑)。 |