日々の思い
<h19.3.10> |
満中陰の法要 |
私の家は浄土宗(南無阿弥陀仏)なので、臨終から忌明け法要までは、7日目ごとの法要があります。初七日(しょなのか)忌、二七日(ふたなのか)忌、三七日(みなのか)忌、四七日(よなのか)忌、五七日(いつなのか)忌、六七日(むなのか)忌、そして七七日(なななのか)忌<満中陰>です。 満中陰法要の時に、和尚さんが供養や法要の意味を説明してくれました。 その話を要約すると、人の死後49日の間を仏教では中陰の期間といって、六道輪廻の間をさまよう期間とされています。六道とは人間がこの世の行いによって、死後に行かなければならない、「人間」「修羅」「畜生」「餓鬼」「地獄」の六つの世界の事です。七日ごとに裁判があり、この世の行いを裁かれます。その最大の裁判が49日で裁判官が閻魔大王だそうです。その時、親戚や家族が法要を開いて供養をすると、亡くなった人の応援をしたことになり、その裁判が有利に働くのだそうです。 だから、49日は死者の運命(六道のどこへ行くか)が決まるので、満中陰といわれるそうです。また、その時に忌の汚れが除かれる(忌明け)ので、それを祝うため49日の法要は盛大に行なわれます |