日々の思い

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風が吹くと桶屋が儲かる

 このことわざの意味は、「思いがけない所まで影響が及ぶこと」ですが、どうして風が吹くと桶屋が儲かるのかの理由は子供の頃に聞いただけですので、もし、間違いがあったり、違うのであればどなたかご指摘ください。

 風が吹く→目に砂が入る→盲人が増える→盲人は三味線を弾く→三味線が必要→猫の皮が必要→猫がいなくなるのでネズミが増える→ねずみは桶をかじる→桶屋が儲かる

 何でこんなことわざを思いだしたのかと言えば映画<ブラットダイヤモンド>を見て、先進国の女性が自分を飾るためにダイヤをほしがる、それによってアフリカの難民が苦しむ。それは、丁度、風がふくと桶屋が儲かるような感じに思えたからです。

 婚約指輪として給料の3ヶ月分のダイヤを買う→ダイヤが必要→紛争ダイヤを密輸入→政府軍、反政府軍がダイヤの密輸入で得た金で武器を買う→紛争が長期化泥沼化する→難民が増える

 「ダイヤを買う」という豊かな先進国の欲望によってアフリカではどんな悲惨なことが起こっているのか?その事実を知らないということは、内戦、貧困に間接的に手を貸していることになる気がしました。
 

 

 

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