日々の思い
<h19.5.27> |
長崎旅行 |
12日(土)の勤務が14日(月)と振り替えになったので、13,14と家内と一緒に長崎に1泊2日で行って来ました。 名古屋発7時40分の、のぞみに乗って、博多に11時、さらに特急かもめに乗って、長崎に午後の1時につきました。 今回使ったのは、JTBの<マル得のぞみで行く九州/長崎/JALシティ長崎>一泊二日で料金で一人32000円でした。ただし、往復のJRとホテル代だけです。普通に行くのより、2万円くらいのお得、同じ旅程で飛行機を使うと1万円くらい高くなります。 帰りは4時に長崎を発って、10時頃に名古屋に帰って来ました。一日目の午後と夜、二日目の午後までが使えるので、長崎市内の観光をするのには十分でした。それ以上長くなると体力が持たなくて、苦痛になると思って、ちょっと強行軍ですが、一泊二日にしました。 長崎に着いてから、路面電車に乗って(長崎は路面電車が便利一回どこまで行っても100円、さらに一日乗り放題が500円です)浦上に行って平和公園の中にある平和記念像を見ました。あの有名な、左手を天に、右手を水平にしている像です。 なんでも、左手の天は原爆の脅威を右手の水平は平和を象徴しているのだそうです。 日曜日ですが、本当に人が少ないです。広島の原爆ドームとの違いにびっくりです。あまり暇なので、ボランティアのガイドの人が話しかけてきました。これに限らず、長崎の人はひとなつっこいですね、地図を見ているだけで、「どこにいきますか?」と声をかけてくれたり路面電車の中で、自分の身の上話までしてくれたおばあちゃんがいました(笑)。今回の旅で、長崎の温かい人情に触れることができたことは、とても良い思い出になりました。 その後、浦上天主堂に行きましたが、たくさん修学旅行生がいました。ほとんど中学生ですが、グループ事に見学をしていました。その子達に浦上天主堂の位置を聞いた時、その子達が<如己堂>に行くことがわかり、最初の予定にはなかったのですが、浦上の天主堂を見た後に行きました。 ここは、クリスチャンの長井隆医学博士の自宅を記念館にしたものですが、そこには、博士の被爆者に対して、自分を犠牲にした献身的な姿がつづられていました。彼は、キリスト教の精神を体現した方、まさに神です。自分には絶対できないなと思って見ていました。 如己愛人(己を愛するごとく人を愛せよ)とは、聖書の言葉ですが心に響く言葉です。 彼は、<長崎の鐘>という小説を書いた人です。大きな資料館ではないし、特別有名な資料館ではないですが、大きな感動を与えてくれることは間違いありませんので、もし、長崎に行かれることがあれば、ぜひ寄ってください。 その後、原爆の爆心地と原爆資料館を見て、ホテルに行く前に、26聖人殉教の地を見てきました。 ホテルの近くが中華街だったので、そこと唐人屋敷跡を散策しました。長崎は坂の多い街ですが、唐人屋敷跡あたりは、入り組んだ路地が坂でつながってちょっとした迷路、そして異空間です。 次の日はホテルをでて、グラバー邸、そして大浦天主堂へ。ホテル代には、朝食がついてなかったのですが、大浦天主堂の近くの店で、皿うどんか長崎ちゃんっぽんが無料で食べられるサービスがついていたので、ちょっと早めのランチでこれを食べました。 皿うどんとは、中華の専門店で食べる焼きそばですね。固麺でちょっとぱさぱさしています。そして、長崎チャンポンは、五目野菜ラーメンです。野菜の苦手な朔太郎にはちょっと苦痛でした(笑)。 その後、孔子廟からオランダ坂、さらに眼鏡橋、長崎歴史博物館へ。そこまでは、ずっと路面電車&徒歩でしたが、さすがに疲れて、次のランチにはタクシーを使いました。 ランチは、長崎名物のミニ卓袱(しっぽく)料理。店員に卓袱料理の由来を聞きました。卓袱とはテーブルクロスのことだそうで、この料理の特徴は、大皿に料理をもり そこからは直箸で食べるのだそうです。まあ、身分に関係なく、無礼講といった感じでしょうか?最後にお汁粉がでてきました。 そして、食後は近くの中国のお寺を見て出島の記念館に行き、お土産を駅で買って帰ってきました。長崎といえば、カステラが有名です。私は文明堂のカステラしか知らなかったのですが、タクシーの運転手が、地元では福砂屋のカステラが有名でよく売れていると聞き、駅の中で買いました。しっとりとしておいしかったです。 後、<角煮饅頭>も名物みたいで、10個ばかり買ってきて、毎日朝食で食べていました。肉まんに豚の角煮が入っている(角煮がメチャ柔らかくておいしい)感じです。 |