日々の思い

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<h19.6.19>

つか版 誰がために鐘は鳴る

 つかこうへい、知っている方も多いと思います。蒲田行進曲で直木賞を取りましたが、本来は演劇の演出家の方が有名かもしれません。

 私は彼に凝っていた時期があります。30代の中頃から40代にかけてですが、彼の小説はほとんど読みました。

 ただ、そのマイブームが去った後は、ほとんど見向きもしていないので、それ以後に出た本は読んでいません。

 で、この間図書館に行って久しぶりに彼のコーナーにいったらこの本を見つけました。映画をネタにしたエッセイ集です。

 この本に出てくる映画は、私がほとんど見ている映画ですから、メジャーなものばかりで映画が好きな人にはお薦めの本です。

 その中に<映画の名台詞>が出ていましたので紹介します。

「冬ソナ」から
「ポラリスだけは絶対に動かない。いつでも北の空に輝いている。だから、道に迷ったら、まず、ポラリスを探すんだ」

「1%の奇跡」から
「君をみているだけで幸せなのだから、一緒にいられたらどんなに幸せだろうと思ったからだ」

「カサブランカ」
ハンフリー・ボバード演じるニヒルな酒場の主人リックが、彼に惚れ込んで通ってくる女性に尋ねられる。

「ゆうべはどこに?」「そんな昔のことは忘れた」
「今夜会える?」「そんな先のことはわからない」

同じく、かつて愛した女、イングリッドバーグマンとの別れの時にいう台詞
「君の瞳に乾杯」
 
「釣りバカ日誌」から
「僕はあなたと結婚して、あなたを幸せにする自信はありません。しかし僕が、僕自身が幸せになる自信はあります。だからあなたと結婚したいんです。」
 

 

 

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