日々の思い

日々の思いの目次へ 

 

<h19.11.11>

捨てがたき 文読み返す 秋の暮

同じ俳句でも季語が変わると句が活きるという
経験をこの間の常滑句会でしました。
栄の句会の季語が<秋桜>だったので、
捨てがたき 文読み返す 秋桜
と詠んだのですが、今ひとつすっきりしません。
そこで、今回季語を、秋桜から秋の暮に変えて出したら
ものすごく評判が良くて、気をよくしました。

捨てがたき 文読み返す 秋の暮

誰でも、長く生きていると
捨てがたい手紙があるものです。
そんな恋文をそっと読むのは秋の暮がぴったりですね(笑)。

 

 

 

上に戻る