日々の思い

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<h19.7.14>

真田太平記

私は昨年約半年かけて全巻読みました。

戦国時代は変化に富んだ一番面白い時代、その時代を「義」をもって生き抜いた真田昌幸と信之、幸村の親子と兄弟の物語です。

真田幸村はあまりにも有名ですが、その陰に隠れた父昌幸と兄信之はほとんど知られていません。私もそうでしたが、この小説を読んでこの両者が幸村に勝るとも劣らない武将であることがわかりました。

家康が真に恐れた男とは真田昌幸であり、その血を受け継いだ幸村であります。そして、同じ父から生まれた兄弟でも、その生き方や考え方が違うことを知ることができます。

忍者というと伊賀と甲賀を思いだしますがこの小説には、真田の忍びであるお江という魅力的な忍者が出てきて、堅いだけでなく、いろいろと変化をつけ楽しませてくれました。

ただ、とてつもなく長いので、その覚悟だけはしておいてください(笑)。

池波正太郎は映画好きでも有名です。淀川長治との映画対談では対等以上の知識を見せています。
 

 

 

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