日々の思い
<h19.7.29> |
認知症と介護 |
<生きていた愛>を読んで、亡くなった母のことを思いだしました。母も要介護4だったので、この新聞における奥さんの認知症の状況がだいたい想像できます。介護は大変だけど、施設に入っていられるだけ幸せだと思いました。家庭での介護はさらに大変です。 老人施設はあるけど、現状は簡単には入れません。私の母は、亡くなる5年前に、近くにある老人養護施設の全てに申込みをしましたが満席で入れず、ずっと予約待ちで、そのまま亡くなりました。その間、家庭の介護が中心で、デイサービスや施設への短期入所を組み合わせて介護していました。 <やさしさとはゆとりである。>そんなことを介護を通じて学びました。きれい事ではすまない介護の現実があります。身内の方が厳しく当たってしまうことがあります。その点施設は他人が面倒を見ること、それも一人にかかり切りにならないので気が楽です。介護にはいろいろな人の協力が必要で、絶対に家庭だけで抱えこまないことが大切です。 |