日々の思い

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<h19.8.26>

常滑焼まつり

 昨日と今日は常滑焼まつりです。
朔太郎は半田市に住んで23年ですが、
隣の街である、常滑焼まつりは初めての経験です。
人ごみが嫌いで、まして焼き物に全く興味のない
朔太郎には縁のないものでした。

 その朔太郎がなぜ?
それは、句会の吟行にこの常滑焼まつりが指定されたからです。
以前にカキコしたように、第2,第4土曜日には
常滑市の句会にも参加するようになりました。

 そこの句会が昨日あったのですが、
その句会に持っていく句は、
常滑焼まつりを見学し
それを題材にして作るというものでした。

 常滑焼まつりは初めての経験でしたが、
ものすごい人ですね。
入場と同時に、ものすごい数の露天があったのですが、
店は炎天下にあり、火を使って作る露天商は
大変だと同情をしながら歩いていました。
とにかく暑くて、これは死んでしまうと思っていたら、
常滑競艇場が会場ということで
焼物の店は冷房の効いた競艇場の中にあり、涼しかったです。
常滑焼まつりですから、やきものの展示販売がほとんどで、
やきものの好きな人にはたまらない魅力があるのでしょう。

 ほとんど買う気がなくて、
句を作る材料を探していた朔太郎は
常滑焼きの風鈴をみつけ、その涼しい音色に心を癒していました。

 そんなわけで、30分ほど会場を冷やかして
句会の場所に行きました。
句はあらかじめ家でイメージを膨らませて作っておき
会場の雰囲気を加えて修正をしました。

 で、出来たのが次の句です。

かき氷 持ちて値踏みの 陶の市
店番の なれぬ浴衣や 陶の市
肩ひもの 日焼けの白さ 陶の市
風鈴の 土の香りや 陶の市

 

 

 

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