日々の思い
<h19.8.31> |
新訳「カラマーゾフの兄弟」異例のベストセラー |
ニュースを新聞やテレビから知ることは 以前と変わりはありませんが、 最近はネットからニュースを知ることも多くなりました。 特にヤフーはホーム画面にしてあるのでよく見ます。 政治だけでなく、いろいろな分野のニュースが 自動的に変わって行くのが良いですね。 昨日のヤフーニュースの題目にに 新訳「カラマーゾフの兄弟」 異例のベストセラーとありました。 ***** ■男女の愛憎、幼児虐待、テロ…現代に通じるテーマ ロシアの文豪、ドストエフスキーの名著 「カラマーゾフの兄弟」の新訳本が26万部を突破し、 古典文学としては異例のベストセラーとなっている。 ****** 朔太郎は高校から大学にかけて ドストエフスキーにどっぷりと浸かっていました。 彼の作品を読むと、魂を揺さぶられるような感動を受けたものです。 「貧しき人々」や「罪と罰」も良いけど、やはり代表作は カラマーゾフの兄弟ですね。 3人の性格の違う兄弟と私生児を加えた4人の息子の 誰が父親を殺したかのミステリーとしても楽しめるし 人間の死や神の存在、なぜ人は生まれてきたのか?などの 哲学的な問題の手がかりになるものです。 朔太郎にはこの作品の面白さは十分わかっていて、 以前は読書好きの人にはよく薦めていました 何と言っても大長編でかつ結構難解な作品です。 せ、それが今ベストセラーだと聞いて驚いているわけです。 その秘密はインターネットによると ********* なぜ今、「カラマーゾフの兄弟」なのか。 光文社の川端さんは「亀山氏の新訳がリズムと勢いがあって読みやすく、 若いころに読んで挫折した団塊の世代が読み直しているとともに、 巧みな仕掛けがちりばめられた ミステリーとしてのおもしろさが若い人に受けている」と指摘。 そのうえで「19世紀末に書かれた作品だが、 扱うテーマが、男女の愛憎、幼児虐待、テロリズム、 父子・兄弟関係や貧困、宗教、国家など、現代にも十分通じている」と分析する。 ********** 「いつか読書する日」を見た後にこのニュースを見ました。 映画の中で、主人公で読書好きな50才の女性が、夜寝る前に カラマーゾフの兄弟を読んでいるシーンがあったので、 何かの強い縁を感じカキコをしました。 |