日々の思い

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<h19.9.27>

大鵬来る

 10/5日(金)午後6時から8時まで
半田市で第48代横綱大鵬(納谷幸喜氏)の講演会がありました。 
大鵬は我々の世代にとって大きな存在でした。
「巨人・大鵬・たまごやき」という流行語まであって
社会現象までなった、偉大な横綱です。
 
 二所ノ関部屋が昭和43年から45年までの3年間
名古屋場所の時の宿舎が半田市の半六邸にあり、
それが縁で、市政70周年の記念講演が実現しました。

 67歳の大鵬、現役引退後脳梗塞で倒れ
半身不随を不屈の精神力で見事に克服し
現在は相撲博物館の館長をしているそうです。

 講演の前に、30分ばかりDVD(大鵬が活躍していた時の相撲)
が流れ、なつかしい相撲取りの名前と共に
昔を思いださせてくれました。
栃若時代から拍鵬時代まで、
あの頃は夢中になって相撲を見ていました。

 何かとせっかちですぐに成果を求める私にとっては
「三年先のために稽古をする」という言葉が強く響きました。

 時節柄、朝青龍問題や時津風部屋の力士死亡事件にも、
質問がいきました。
横綱は心技体が必要であるとの立場をとり、
横綱朝青龍を行動を批判していました。

 朝青龍は入門当初は、良き若者であったが、
強くなって番付が上に行くに従って、
取り巻きの連中が金儲けの道具として彼を使うようになって
悪くなったと言っていました。
巡業をさぼってモンゴルに行っていたのは、
商談のためであるとはっきりと言っていました。

 講演を通じて一番力説していたのは、
多くの人に出会い、その人に助けられてここまで来れたということです。
この気持ちこそ、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」です。
朝青龍と大違いですね(笑)


 

 

 

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