日々の思い
<h20.1.18> |
句集 |
常滑俳句の仲間から句集を謹呈されました。 私は常滑の句会に入れていただいて、4ヶ月ばかりだし 俳句も3年目に過ぎません。 それにひきかえ、彼は56歳で私より2歳下ですが、 俳句を初めて、15年になるそうです。 いろいろな俳句の雑誌の同人としても活躍されていて、 力もキャリアも私の到底及ぶ所ではありません。 その彼が15年分の俳句を取捨選択し編集して作ったのが この第1句集です。 お金はもちろんですが、労力も凄かったと思います。 私も生きている間に、句集が出せるかな?と 思って、すぐにうち消しました(笑)? その句集の前書きで、 奥さんが昨年の1月に亡くなったことを知りました。 出版されたのは、今年の一月ですが、 本を作るために準備を丁度していた時に 亡くなったわけで、その時の心情を考えると 悲しみがこみ上げてきます。 月並みな言葉ですが、句集を完成することが、 その悲しみの支えとなっていたのでしょう。 その中の一句 痛むこと 語らず逝けり 冬日和 が印象深かったです。 |