日々の思い

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<h20.2.24>

毒入り餃子

  生協の販売した冷凍の手作り餃子(中国天洋食品が製造)に
農薬が混入していて、日本中が大騒ぎでした。
今でもその余韻は残ってはいますが、
一頃のように、大きく報道がされていません。
それは、報道するネタがなくなったためでしょう。
後は、中国側の捜査に待ち、
真相が明らかになるのを待つばかりです。

 天洋食品の労使関係の不満から
何者かが農薬を故意に混入したのではと言われていますが、
はたして、どのような結末になるのでしょうか?

 この事件で初めて知って驚いたことは、
それは日本の食糧自給率の低さと
中国への食の依存度の大きさです。

 こんなふうに、中国の食に対する不安が募る中、
機会があれば、中国の話を聞きたいと思っていたら、
丁度よく、中国に仕事で赴任し、
今日本に休暇で来ている人から話を聞くことができました。
話の内容は箇条書きで申し訳ないのですが、
何かの参考になればと思い、カキコします。

@ 中国人は餃子にニンニクを入れない。
 中国で餃子といえば水餃子である。
では、なぜ水餃子にするのかは、安全を考え、
火を十分に通すためだそうです。
A 天洋食品の事件は中国では全く報道をされていない。
B 中国の労働基準法は骨抜きで残業が多く、
 過酷な労働条件の元に働いているそうです。
C 100万円以上盗むと、それだけで死刑となる。
D 庶民の平均月収が日本円で1万円から1万5千円程度である。
E 社会主義国家であるが、基本的にはルーズ(自由)なので、
 これほどの資本主義化をしても、なんとか体制が保っている。
 また、小さな暴動は頻繁に起こっているが、全く報道をされていない。
F 旧正月に仕事場から故郷に帰る時、
 電車等を乗り継いで、3日間かかって家に帰るが、
 帰りはバスや電車の都合で、いつ戻ってこれるかわかないそうです。
G 中国では麻雀はほとんどしない。
 やっていると、うるさいと警察から中止にさせられる。

 

 

 

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