日々の思い

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<h20.4.26>

朱蒙(チュモン)

 先週の金曜日の日に風邪をひいてしまいました。
春になって、メタボ検診も始まったことだし
少し気合を入れて身体をスリムにしようと思って
毎日のようにジムに行って、
キントレやウォ‐キングをしていたのですが、
どうやらやり過ぎたようで、疲れから風邪をひいてしまいました。
まさに「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね(笑)。
私は性格から何事もやりすぎてしまい、後で後悔をします。

 というわけで、ジムへいけないならビデオでも借りてきて
暇つぶしをしようと思ってレンタル店に行きました。
何を借りようかと店の中をうろうろしていたら、
友達が「朱蒙」(チュモン)に夢中になっていることを
思いだしたので、どんなものかと借りてきました。
 
 「朱蒙(チュモン)」は、ご存知の方もあると思いますが、
韓国の連続テレビドラマで、何でも瞬間最大視聴率が
50%を超えたとかで、韓国で一大ブームを起こしたドラマです。
あの「チャングムの誓い」と同様の高い人気と評価を受けて、
NHKのBSでも放送をされていると聞きました。

 紀元前100年頃の朝鮮が舞台。
(日本は弥生時代)
その頃は中国は漢帝国の時代で、
朝鮮も漢によって攻め滅ぼされ、
漢の属国となっていました。
国は小さな豪族が各地に点在する程度の存在で、
とても漢に立ち向かえる状況ではありません。

 この漢帝国の支配に組みせず、
流民を助けながら、何とか朝鮮を統一していこうとして
ヘモスという将軍が立ち上がります。
その息子が、この映画の主人公の朱蒙(チュモン)です。
彼は、波乱万丈の中に、朝鮮を統一し
高句麗国を建国するという伝説の物語です。

 とにかく、膨大な歴史絵巻物
その長さは計り知れません。
全81話だそうで、1話が約60分程度
(NHKの大河ドラマは40分で約50話です)

 伝説の英雄とはいえ、実在の人物の話だけに
重みがあります。
制作費は40億円とのことですが、
お金をかけていることは、
すぐにわかります。
私は衣装の色彩とデザインが素晴らしいと思いました。

 衣装や装置の豪華さはもちろんですが、
役者のうまさ演技力にも感服します。
韓国映画恐るべしです。

 テレビドラマだと、どうしてもみすぼらしくなる戦闘シーンも
王妃の紋章に負けないくらい迫力があります。

 そして一番は、ストーリーが良いことです。
適当に複雑で、変化に富んでいます。
そしてテーマの根底に愛があります。
恋愛、夫婦の愛、親子の愛、嫉妬、憎悪、権力争いなど
人間社会のあらゆることが、魅力ある作りのなかで描かれ
毎回違った形ででてきて飽きさせません。

 登場人物の人間的な魅力にひかれてしまいます。
韓国の女性は美人が多いですね(朔太郎好み(*^_^*))
一巻が終わると、次が見たくなるので、
しばらくはこのドラマから目が離せません。
 

 

 

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