日々の思い

日々の思いの目次へ 

 

<h20.7.3>

黛まどか

 黛まどかを知らない人がほとんどだと思います。
まあ、俳句の俵万智のような存在と思ったもらえば良いと思います。
俵万智は短歌集<サラダ記念日>が280万部を売り上げ、
短歌の世界に革命を起こしました。
現代風の短歌への革命です。

 「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

 ただ、俳句は短歌よりも一般的で普及をしているし、
俳句の世界の奥行きや深さ、裾の広さもあるので、
彼女は、俵万智ほどの影響力を与えていないことは事実です。

 若くて、美人で45歳、まあアイドルのような存在で、
彼女のさわやかでわかりやすい句が好きです。
<B面の夏><京都の恋>の二つの句集を読みましたが、
女性の感性から、恋の句を作っています。

 別れ来て夕焼に置くイヤリング
 待ちし一枚その中にあり年賀状
 貸し傘の花びらつけて戻りけり
 萩こぼる障子いちまい閉め残し
 

 

 

上に戻る