日々の思い
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だまし絵展 |
4月18日(土)に名古屋市美術館で開催中の だまし絵展に行ってきました。 だまし絵とは、名古屋市美術館のhpに次のようにありました。 ******* 絵の中の世界が、まるで本当のように見えたとき、 私たちは目を疑います。 そこでは、芸術家たちが、遠近法や細密描法を駆使して、 究極のリアリティと絵画の限界に挑戦しています。 時には、わざと絵が剥がれかかっているように見せたり、 画面から幽霊が抜け出しているように見せたりする、 作り事と現実の境界を飛び越えるような試みさえあり、 見るものを楽しませてくれます。 ******* 私は絵の難しいことはわかりませんが、 とにかく一つ一つの絵が素晴らしく、じっくりと見入ってしまいました。 写真よりも写実的、いやある意味では本物以上に本物に見えてしまいます。 その絵画手法は凄いとしか言いようがありません。 そして、見終わった後、だまし絵とは究極の写実だと思いました。 行かれた方はわかると思いますが、 私は水滴の絵(大きなキャンパスに水滴だけがたくさん描かれています。 その立体感と臨場感は、まさにほんもの以上に感じられました) が一番印象に残っています。 一つ一つの絵に食い入るように見たので、 時間がかかってしまいました。 私は絵画展などは、さ〜〜と見るタイプですから、 こんなことは珍しいことで、 それは、素晴らしい絵画展であった証拠です(*^_^*)。 (北斎展もそうでした) 土曜日で相当混んでいました。 これがGWだともっと凄いことになるでしょう。 その時も、チケット売り場が長蛇の列でした。 見に行かれる方は、先にチケットと買っておくをお薦めします。 私は中日ビル1階のチケットピアで買っていきました。 前売り券を期待したのですが、 売り切れだったので、割引なしの当日券でしたが、 結果オーライでした(*^_^*)。 名古屋市美術館のある白川公園には、 若い人たちがグループでダンスの練習をして、 まさに春盛りでした(*^_^*)。 そして、そこには著莪の花が群れて咲いていました。 一つ、二つは見たことがありますが、 これ程の群生は初めて見ました。 近づけば綺麗な紫色の模様が見えて綺麗ですが、 遠くからだと、白色の塊しか見えなくて、 何の花かわかりませんでした。 この花は、あれ程群れて咲いても、 華やかさがなく、何とも質素であり、 私は幸薄き女性を連想しました。 そこで一句 パラパラを踊る若者著莪の群 だまし絵に写実の極み著莪の花 ジャケットを抱え絵を見る著莪の花 幸薄き著莪の群咲く美術館 |