日々の思い

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だまし絵展

 4月18日(土)に名古屋市美術館で開催中の
だまし絵展に行ってきました。

 だまし絵とは、名古屋市美術館のhpに次のようにありました。
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絵の中の世界が、まるで本当のように見えたとき、
私たちは目を疑います。
そこでは、芸術家たちが、遠近法や細密描法を駆使して、
究極のリアリティと絵画の限界に挑戦しています。
時には、わざと絵が剥がれかかっているように見せたり、
画面から幽霊が抜け出しているように見せたりする、
作り事と現実の境界を飛び越えるような試みさえあり、
見るものを楽しませてくれます。
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 私は絵の難しいことはわかりませんが、
とにかく一つ一つの絵が素晴らしく、じっくりと見入ってしまいました。
写真よりも写実的、いやある意味では本物以上に本物に見えてしまいます。
その絵画手法は凄いとしか言いようがありません。
そして、見終わった後、だまし絵とは究極の写実だと思いました。

 行かれた方はわかると思いますが、
私は水滴の絵(大きなキャンパスに水滴だけがたくさん描かれています。
その立体感と臨場感は、まさにほんもの以上に感じられました)
が一番印象に残っています。
一つ一つの絵に食い入るように見たので、
時間がかかってしまいました。
私は絵画展などは、さ〜〜と見るタイプですから、
こんなことは珍しいことで、
それは、素晴らしい絵画展であった証拠です(*^_^*)。
(北斎展もそうでした)

 土曜日で相当混んでいました。
これがGWだともっと凄いことになるでしょう。
その時も、チケット売り場が長蛇の列でした。
見に行かれる方は、先にチケットと買っておくをお薦めします。
私は中日ビル1階のチケットピアで買っていきました。
前売り券を期待したのですが、
売り切れだったので、割引なしの当日券でしたが、
結果オーライでした(*^_^*)。

 名古屋市美術館のある白川公園には、
若い人たちがグループでダンスの練習をして、
まさに春盛りでした(*^_^*)。

 そして、そこには著莪の花が群れて咲いていました。
一つ、二つは見たことがありますが、
これ程の群生は初めて見ました。
近づけば綺麗な紫色の模様が見えて綺麗ですが、
遠くからだと、白色の塊しか見えなくて、
何の花かわかりませんでした。
 この花は、あれ程群れて咲いても、
華やかさがなく、何とも質素であり、
私は幸薄き女性を連想しました。

 そこで一句

 パラパラを踊る若者著莪の群
 だまし絵に写実の極み著莪の花
 ジャケットを抱え絵を見る著莪の花
 幸薄き著莪の群咲く美術館

 

 

 

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