日々の思い

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親離れ子離れ 

 5月に誕生日を迎えて59歳になりました。
27歳の時に結婚をしましたので、結婚32周年になります。
何婚式になるのかな(*^_^*)?

 その間ふり返って見るといろいろなことがありました。
長男ですから、両親との同居のこと、
子供が二人いましたので、子育てのこと。
それも気がつけば終わっていて、今はいろいろな意味で気楽で
楽しい生活を送り、幸せだと思っています。

 親が長生きしてくれると子供はうれしいものです。
でも、永遠に人は生きられず、それと共に老いも止められません。
元気で長生きし、
ある日突然ぽっくりというわけにはなかなか行きません。
そこに病気や認知症などの介護の問題が出てきます。

 私の父は毎朝のジョギングを欠かさない元気者で
100歳までも生きると言われていましたが、
77歳の時、突然胃ガンになり半年後に亡くなりました。
父に頼りきっていた母は、それがショックで認知症になり、
あわてて同居をして、それから5年間介護をしました。
そして、父と同じ77歳の時に亡くなりました。

 その5年間の介護は大変でしたが、
今から考えるとアッと言う間の出来事だった気がします。
家内の両親はすでに亡くなっていますので、
私には老人の介護は必要ありません。
(もう少し経てば、自分が老人になって介護される番ですが……)
 今親が元気な方は、先のことを考えると、
幸せとばかりは言えないのが現実です。

 それから、子供は息子(24歳)と娘(23歳)がいますが、
娘の方はめちゃくちゃ手こずりました(^^;)。
でも、今は派遣社員ですが自活をしています。
また、息子は栃木県にいますが、仕事を辞めて
もうすぐオーストラリアへ一年間
遊学(アルバイトをして語学留学)に行きます。

 そんなわけで、夫婦二人になってしまいました。
母親の認知症や娘の問題の時には、
いつまでこの苦しみが続くのかと、
暗い気持ちで日々を送っていましたが、
それもいつか晴れて、娘とは距離を置くことで
良い関係になっています。

 母親の認知症もそうですが、苦しいことがあると
それが永遠に続くような気がして、気が滅入るのですが、
そんなことはなく、いつか必ず解決するものです。
ただ、その時はそうは思えないのが人間ですね(^^;)。

 というわけで、気がついたら朔太郎は
親離れ、子離れが済んでいました(*^_^*)。

 まだまだこれからという方、ご苦労様です(*^_^*)。
でも、それはそれで必要な時期で、
それを通り過ぎると、五月晴のようなさわやかな日々が
待っていると考えて、頑張ってください。
 

 

 

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