日々の思い

日々の思いの目次へ 

 

<h21.6.22>

うどんすき

 JRセントラルタワーズの13階にある、
レストラン街の美々卯(みみう)でうどんすきを食べました。
少し前に読んでいた田辺聖子のエッセイの中に、
大阪のこの店が、若い主人公のデートの場所になっていて、
うどんすきの元祖であると書いてありました。

 グルメに目のない私にとって、
その時から、美々卯のうどんすきが食べたくて仕方がありませんでした。

 皆さんはうどんすき食べたことありますか?
私は、この美々卯のうどんすきを知って、
今まで私が思っていた<うどんすき>と違うことに気がつきました(^^;)。
 
 私が子供の頃ですから、今から40〜45年前
私の家では、すき焼きの後にうどんを入れて食べていました。
すき焼きの出汁がしっかりとうどんにしみこんで
それはそれは美味しかったです。
そして私はこれが<うどんすき>だとずっと思っていました。

 でも、今回ほんものを食べたことで、
今まで家で食べていたものはうどんすきではなく、
<すき焼きうどん>であることがわかりました(^^;)。

 他の店のものは食べていませんが、
この店が元祖で<うどんすき>は
この店の登録商標になっていますので、
他はきっと別の名前を使っていると思います。

 木曽路などはすき焼きの後の<しめ>とでも
言っているのでしょうか?興味があります。
うどんすきに詳しい人があれば教えてくださいm(_ _)m。

 この店の<うどんすき>は、
和風の出汁(昆布だしだと聞きました)を鍋にたっぷりと入れ、
そこにやや硬めのうどんを入れ、
それと一緒に、鶏肉、椎茸、白菜、人参、蛤
湯葉、里芋、エビなどを入れて
煮立ったら、出汁を器に移して、薬味をいれて食べます。

 最初は薄味で物足りないと思っていましたが、
それがだんだんと丁度良いものとなり、
最後には絶品と思えるようになりました(*^_^*)。
薄味だからこそ、飽きないで、
たくさん食べられるのだと思います。

 この店はうどん屋だから、とにかくうどんがうまいです。
そして、鶏肉(三河の地鶏)が、今まで食べたことがないような
もっちりとした美味しい鶏肉でした。

 今日は私の永年の常識が覆されて
革命的な日でした。
 

 

 

上に戻る